ご冥福をお祈りいたします

少し前の話ですが、小説のイラストを担当させて頂くことになっていた方がいらっしゃいました。
その方は高校生の男の子で、偶然にも彼のブログに、私が投稿したニコニコの動画についての記述があり、嬉しく思ったものです。
キャラデザを先に固めようと、ラフを数点送ったのですが、しばらくしてお返事がなくなりました。
他にもいくつか、イラストやシナリオで参加させて頂いた企画があったりもしましたが、大抵途中で企画が倒れるので、今回もその手の話だろう、と放っていました。

その彼が、去年の三月に亡くなっていたことを、昨日知りました。

彼のブログは、彼の友人が更新と管理を続けていたのですが、エントリーにではなく、コメントへの返信にその事実が書かれており、たまたまコメントを見るまで、私はそのことを知りませんでした。

さほど親しかったわけでもないのですが、何度かメールでやり取りをしたことのある方です。
その彼が、わずか17歳で、交通事故で亡くなった――正直、かなりショックを受けています。
その後のブログを見る限り、加害者の言い分と目撃者の言い分に食い違いがあり、裁判で決着を着けるということになっているようです。
最新のエントリーでは、実刑が確定したか、あるいは彼の友人（エントリーの投稿者）がそれを望んでいるのか、判断のつかない微妙な表現になっています。
そんなに親しかったわけではなく、ましてや今頃知ったような自分では、とても状況を尋ねる気にはなれません。

何より今は、些か遅すぎるかもしれませんが、彼のご冥福を祈りたいと思います。